私が一番きれいだった時

わたしが一番きれいだったとき 町々はがらがら崩れていって とんでもないところから 青空なんかが見えたりした わたしが一番きれいだったとき まわりの人達が沢山死んだ 工場で 海で 名もない島で わたしはおしゃれのきっかけを落してしまった わたしが一番きれいだったとき だれもやさしい贈物を捧げてはくれなかった 男たちは挙手の礼しか知らなくて きれいな眼差だけ残し皆発っていった わたしが一番きれいだったとき わたしの頭はからっぽで わたしの心はかたくなで 手足ばかりが栗色に光った わたしが一番きれいだったとき わたしの国は戦争で負けた そんな馬鹿なことってあるものか ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた わたしが一番きれいだったとき ラジオからはジャズが溢れた 禁煙を破ったときのようにくらくらしながら わたしは異国の甘い音楽をむさぼった わたしが一番きれいだったとき わたしはとてもふしあわせ わたしはとてもとんちんかん わたしはめっぽうさびしかった だから決めた できれば長生きすることに 年をとってから凄く美しい絵を描いた フランスのルオー爺さんのように                                            ね

タグ: 茨木のりこ
アダルトSNS

アダルト For You

茨木のりこ

iipoems-j.html
茨木のりこ・石垣りんの詩. 聴く力 茨木 のり子 ひとのこころの湖水 その深浅に 立ちどまり耳澄ます ということがない 風の音に驚いたり 鳥の声に惚けたり ひとり耳そばだてる そんなしぐさからも遠ざかるばかり 小鳥の声がわかったせいで 古い樹木の難儀を救い ...
一燈庵のまったり茶飲み話 : 清談~茨木のりこさんによせて
茨木のりこ 「言の葉さやげ」より ... 茨木さんは本当に凛として背筋のぴんとした方でしたね。 この「清談」知りませんでした。 ... ぶんさんも茨木さん読んでいらしたのですね。 本当にブログとは不思議な縁結びをしてくださいます。 ...
お誕生日プレゼント04版
作・茨木のりこ 「自分の感受性くらい」 ... これは戦時中の体験を基に戦後何年も経ってから出来た詩だそうです。 ... 実は 勝手に詩の題名を「ばかものよ」と覚えていました。 しかも 詩の中で「ばかもの」「ばかもの」と ...
YouTube - 私が一番きれいだった時
わたしが一番きれいだったとき町々はがらがら崩れていってとんでもないところから青空なんかが見えたりしたわたしが一番きれいだったときまわりの人達が沢山死んだ工場で 海で ... 茨木のりこ. URL: Customize. Embed: Loading...
自分の感受性くらい
Something Pastの『自分の感受性くらい』の箇所へ. 自分の感受性くらい. 茨木のりこ ... 初心消えかかるのを. 暮らしのせいにはするな ... 茨木のりこさんの詩集が沢山置いてあります。 なんと、谷川俊太郎さんのよりも多いのです。 ...
ドライフラワー129
「自分の感受性くらい」 茨木のりこ. ぱさぱさに乾いてゆく心を. ひとのせいにはするな ... 初心消えかかるのを. 暮らしのせいにはするな. そもそもが ... 潰れそうになっていたのかもしれないが. 今ではしゃーしゃーと元気を取り戻している ...
ピーター流らくらく学習術
岩波ジュニア新書のシリーズにはいい本が結構ある。 例えば、茨木のりこ「詩のこころを読む」は私家版名著シリーズに選定され、 ガラス扉付きの本棚に鎮座している。 ... また、日本人に一番足りないのが「自信」であるというのも当たっているのではないか。 ...
レディース鍼灸院リブレ りぶれとは?
という意味のスペイン語です。 「原始、女性は太陽だった」(平塚雷鳥) ... 何もない」(茨木のりこ) 女性が(人が)自分の生まれてきた意味を自覚し、 本音で行動し、話し、人の役に立ち、 誇りを持って生きることができたら. どんなに ...
toi et moi 2: 【見たい】 Crash
自分の感受性くらい / 茨木のりこ 『醜悪な文章』 / 三島由紀夫 ... 人種問題の暗部を余すところ無く描ききった作品。 クラッシュ ディレクターズカット・エディション ... 作品賞獲得も納得の秀作。 クラッシュ. Amazonで詳しく見る ...
無題ドキュメント
図書委員会のお勧めの本* †現代の詩人7.† 茨木 のりこ 著. 茨木のりこは1926年生まれの、女性詩人です。 ... 7月号の図書館便りで千鳥祭で古本市を行うことをお知らせしました。 そして、生徒の皆さんから いらなく ...

茨木のりこ

わたしが一番きれ
~わたしが一番きれいだっ

地球エコ2008
テキストはこちらに h

私が一番きれいだ
わたしが一番きれいだった